2012年5月26日土曜日

ラボ訪問から一夜明けて...

昨日は、以前から興味のあったラボの見学にいってきました。一夜明けて、今回のラボ訪問を冷静に振り返ってみると。。

ボスはまだ30代後半。写真でみるより遥かに大柄でびっくりしました。(メールの感じでは、冷たい印象を受けたのですが。)意外に気さくで飄々とした方でした。

軽くボスから確認事項をチェックされた後、早速、ボスを含め数名の研究員の前で研究経緯や今後についてのプレゼンを質疑応答も交えながら30分くらい行いました。ボス以外の反応の薄さはすこし気になりましたが(異分野だから?どうでも良かったから?)。その後、軽くラボ内の紹介をしてもらい、再びボスの個室へ。

終わってみると約1.5時間。いろんな話を聞いたり聞かせてもらいました。 ボスの考え方には「自由」という概念が根底にありました。私の解釈も含めて端的にまとめると。

研究姿勢に関して
「(自分の研究に一つ筋を持った上で)面白いと言ってもらえる研究をする」
「常に先の先を考え、フレッシュな発想で面白いことを常に探し求める。」
美味しいところ最初の一口だけ食べればいい。」
金太郎飴式研究や、いづれだれかがやる研究はしない。」

 ラボメンバーに対して
「私は場所とモノを提供するだけ。あとは君たち次第。」 
自律せよ。甘えるな。」 
自分の世界(フィールド)を創り出せ。」
「独創的なことを自分で考えて、実行して、カタチにする
「結果がでればハイタッチ。結果がでなければ、はいバイバイ。」
「頑張るやつには、チャンスは惜しみなく与える。」

これまで国内外で経験した研究経験が、そのまま表れていました。己にもメンバーにもつまらん「枠」はつくらない。そんなボスでした。(変な意味ではなく)好みのタイプの方で良かったです。

ps
「。。。しかし履歴書の写真からは、もっとイヤなやつが来るのかなと思ってたけど。。。。」みたいなことを最後にボスから言われました。最初のメールの冷たい感じは、写真のせいだったのかな?写真の印象って重要ですね。

今朝は細胞のお手入れをしたあと。昨晩届いた(共同研究相手の米国研究者Dr. SKBに内容確認してもらっていた)リバイス原稿を最終チェック。再投稿しました。

何事もなくアクセプトされますように(^人^)

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