2012年8月28日火曜日

博士過程で使った研究費と時間

Dear Dr. オキラク,
I am very pleased to inform you that your manuscript entitled "xxxxxx" is acceptable for publication in O誌, and will be forwarded to the publisher....

昨晩、ようやくO誌からアクセプトの知らせが届きました♪

そして今日朝イチでCopyright Transfer AgreementをEditorial OfficeにFAXしたので、あとはProduction Teamからの校正依頼を待つのみ。とりあえず、博士課程での研究は一区切りです。ラボ移動の期限に、間に合って良かったです☆

ご協力いただいた皆様に、改めて感謝です♪

ps
この機会に、前々から気になっていた「博士研究にどれくらいの研究費時間がかかったのか」を、恐る恐る概算してみました。

博士1年目ーB誌 (IF2-3):¥600,000-¥700,000 /  4ヶ月
博士2年目ーG誌 (IF3-5):¥800,000-¥900,000 /  8ヶ月
博士3年目ーP誌 (IF4-5):¥700,000-¥800,000 / 10ヶ月
博士3年目ーO誌 (IF6-8) : ¥500,000-¥600,000 /  7ヶ月

ついでに各雑誌で、投稿からアクセプトまでにどのくらいの日数がかかったのかも計算してみました。(便利サイト:期間計算)

博士1年目ーB誌 (IF2-3): 13日(Submit→No Revision→Accept)
博士2年目ーG誌 (IF3-5):137日(Submit→Major Rev.→Accept)
博士3年目ーP誌 (IF4-5):154日(Submit→Major Rev.→Minor Rev.→Accept)
博士3年目ーO誌 (IF6-8) : 104日(Submit→Minor Rev.→Accept)

学会参加に関しては。。
博士1年目ー国内 (3件):国際(0件)
博士2年目ー国内 (1件):国際(3件)
博士3年目ー国内 (2件):国際(1件)

こうしてみると。。研究費用に関しては、論文になった実験だけで300くらいは使っていました。まとめきれなかったコールドケースも含めると600近いと思います。これに、学会旅費や投稿関連費など諸々合算すると。。。。。博士課程3年間で700-800くらいは。。。。トンデモない金額です。

ここまで自由に研究活動をさせてくれたボスに感謝すると共に、一人前のPIになるということの大変さを思い知らされます。単純にカケ算では無いにしろ、人件費、研究費、設備の維持管理及び投資費用等を考えると莫大な費用がラボの運営には必要になることは明白です。費用対効果ばかりを考えいては、何もできませんが。無視する事もできません。

一人前のPIへの道は、長く険しい修羅の道デス( ̄Λ ̄)

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