2012年5月30日水曜日

ベジタブレラ

平年通りなら鹿児島の梅雨入りは5月31日前後。今週末からの週間天気予報を考慮すると、恐らく来週の半ばには梅雨に突入しそうです。個人的に梅雨は大嫌いなので、なんかないかなと思い、梅雨を楽しく過ごせるグッズを検索してみると、こんな斬新な傘が販売されていました↓大人気みたいです。

ベジタブレラ 
(販売元: Tokyo noble )

(こんなことをしている場合ではないんですが。。ついつい。)

ps
本日は、なぜか終日頭痛に苦しめられました。共同研究先のO先生に頼まれて行った実験の結果も、あまりヨロシクない感じでしたし。投稿中の論文2つの状況も「Revised Manuscript Submitted」と「Waiting for Potential Reviewer Assignment 」になってから1週間近くまったく動きませんし。時間がないのにな。。困ったもんです。

悶々としていたので帰りに、学部生の時たまに行っていた「のんちゃん」に久しぶりに行ってきました。ここの「卵巻き」と「貝汁」は最高です。しかも、おばちゃんが最後にアイスコーヒーを特別サービスしてくれました♪

終わり良ければすべて良し。明日も引き続き、すべきことを粛々と進めていきたいと思います。

2012年5月29日火曜日

少し成長?

昨晩は、久しぶりに以前の研究室でお世話になったI先生と飲みにいきました。途中からHam先輩も参加し、俗っぽい話から研究の話までワイワイ色々話すことができました。

やはり、いいですね。
 
普段は臨床の先生方に囲まれて、基礎研究について話をする機会がほんとに少ないので、とても良い時間を過ごせて楽しかったです。特に、最近教授になったI先生からは大学や研究科の抱える問題や裏事情なども色々教えてもらい、今後アカデミアに身を置く可能性のある者としてはとても有意義な時間になりました。

しかし不思議なものです。研究の世界に入る前から私を知っている先生と、そうした話をしてるなんて。時の流れと共に自分の成長をほんの少しだけ感じることができました(気のせい?)。

ps
最近、人生の最後に抱く後悔という記事を書きました。そして、自分の行動を顧みてみると「好ましくない悔い」が残る選択を日々繰り返していることに気が付きました。

早速、これまでの自分だと胸の内に仕舞ってしまっていたハズの思いや考えを、下手なりに素直に表現してみるようにしました。(相応の勇気と覚悟が必要でしたが)結果としてはトライして良かった。対象はなんにせよ、続ければ人生が少し違ったものになりそうです。

2012年5月26日土曜日

ラボ訪問から一夜明けて...

昨日は、以前から興味のあったラボの見学にいってきました。一夜明けて、今回のラボ訪問を冷静に振り返ってみると。。

ボスはまだ30代後半。写真でみるより遥かに大柄でびっくりしました。(メールの感じでは、冷たい印象を受けたのですが。)意外に気さくで飄々とした方でした。

軽くボスから確認事項をチェックされた後、早速、ボスを含め数名の研究員の前で研究経緯や今後についてのプレゼンを質疑応答も交えながら30分くらい行いました。ボス以外の反応の薄さはすこし気になりましたが(異分野だから?どうでも良かったから?)。その後、軽くラボ内の紹介をしてもらい、再びボスの個室へ。

終わってみると約1.5時間。いろんな話を聞いたり聞かせてもらいました。 ボスの考え方には「自由」という概念が根底にありました。私の解釈も含めて端的にまとめると。

研究姿勢に関して
「(自分の研究に一つ筋を持った上で)面白いと言ってもらえる研究をする」
「常に先の先を考え、フレッシュな発想で面白いことを常に探し求める。」
美味しいところ最初の一口だけ食べればいい。」
金太郎飴式研究や、いづれだれかがやる研究はしない。」

 ラボメンバーに対して
「私は場所とモノを提供するだけ。あとは君たち次第。」 
自律せよ。甘えるな。」 
自分の世界(フィールド)を創り出せ。」
「独創的なことを自分で考えて、実行して、カタチにする
「結果がでればハイタッチ。結果がでなければ、はいバイバイ。」
「頑張るやつには、チャンスは惜しみなく与える。」

これまで国内外で経験した研究経験が、そのまま表れていました。己にもメンバーにもつまらん「枠」はつくらない。そんなボスでした。(変な意味ではなく)好みのタイプの方で良かったです。

ps
「。。。しかし履歴書の写真からは、もっとイヤなやつが来るのかなと思ってたけど。。。。」みたいなことを最後にボスから言われました。最初のメールの冷たい感じは、写真のせいだったのかな?写真の印象って重要ですね。

今朝は細胞のお手入れをしたあと。昨晩届いた(共同研究相手の米国研究者Dr. SKBに内容確認してもらっていた)リバイス原稿を最終チェック。再投稿しました。

何事もなくアクセプトされますように(^人^)

2012年5月25日金曜日

人生の最後に抱く後悔

最近、学位をとるという節目を迎えるにあたってか、長い目線で将来のことに思いを巡らすことが多くなりました。そんな中、こんな記事をネットで見つけました。

"The Top Five Regrets of the Dying"

つまり、「人生最後に抱く5つの後悔」です。

著者はBronnie Wareさんという方で、長い間、看護師として緩和ケアに携わってきた関係上、たくさんの人から最後の後悔の言葉を聞いてきた方らしいです。

自分くらいの年齢(30前後)では、普段の生活でこんなことを考えることはありません。しかし私達も明日死ぬ可能性はゼロではないわけで。そんなことを考えながらこの記事を読んでみると、色々考えさせられます。

1. I wish I'd had the courage to live a life true to myself, not the life others expected of me.  
「自分の心にもっと忠実に生きればよかった」
This was the most common regret of all. When people realise that their life is almost over and look back clearly on it, it is easy to see how many dreams have gone unfulfilled. Most people had not honoured even a half of their dreams and had to die knowing that it was due to choices they had made, or not made.  It is very important to try and honour at least some of your dreams along the way. From the moment that you lose your health, it is too late. Health brings a freedom very few realise, until they no longer have it.

2. I wish I didn't work so hard.  
「あんなに一生懸命働かなくてもよかった」
This came from every male patient that I nursed. They missed their children's youth and their partner's companionship. Women also spoke of this regret. But as most were from an older generation, many of the female patients had not been breadwinners. All of the men I nursed deeply regretted spending so much of their lives on the treadmill of a work existence.  By simplifying your lifestyle and making conscious choices along the way, it is possible to not need the income that you think you do. And by creating more space in your life, you become happier and more open to new opportunities, ones more suited to your new lifestyle.

3. I wish I'd had the courage to express my feelings.  
「もっと素直に自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった」  
Many people suppressed their feelings in order to keep peace with others. As a result, they settled for a mediocre existence and never became who they were truly capable of becoming. Many developed illnesses relating to the bitterness and resentment they carried as a result.  We cannot control the reactions of others. However, although people may initially react when you change the way you are by speaking honestly, in the end it raises the relationship to a whole new and healthier level. Either that or it releases the unhealthy relationship from your life. Either way, you win.

4. I wish I had stayed in touch with my friends.  
「もっと友人関係を大事にすればよかった」  
Often they would not truly realise the full benefits of old friends until their dying weeks and it was not always possible to track them down. Many had become so caught up in their own lives that they had let golden friendships slip by over the years. There were many deep regrets about not giving friendships the time and effort that they deserved. Everyone misses their friends when they are dying.  It is common for anyone in a busy lifestyle to let friendships slip. But when you are faced with your approaching death, the physical details of life fall away. People do want to get their financial affairs in order if possible. But it is not money or status that holds the true importance for them. They want to get things in order more for the benefit of those they love. Usually though, they are too ill and weary to ever manage this task. It is all comes down to love and relationships in the end. That is all that remains in the final weeks, love and relationships.

5. I wish that I had let myself be happier.  
「もっと自分を幸せにしてあげればよかった」
This is a surprisingly common one. Many did not realise until the end that happiness is a choice. They had stayed stuck in old patterns and habits. The so-called 'comfort' of familiarity overflowed into their emotions, as well as their physical lives. Fear of change had them pretending to others, and to their selves, that they were content. When deep within, they longed to laugh properly and have silliness in their life again. When you are on your deathbed, what others think of you is a long way from your mind. How wonderful to be able to let go and smile again, long before you are dying. Life is a choice. It is YOUR life. Choose consciously, choose wisely, choose honestly. Choose happiness.

(万が一にも、なんか言われたら困るので一応宣伝もしときます。)
This post was originally published on Bonnie's Blogs. You can also buy the bonnie's book through the Bonnie Ware Official Site.

私自身、心当たりが有りすぎて、このままだと5つとも見事に達成してしまいそうです。個人的には悔いのない人生なんて無いと思います。(結局、コントロールがないわけで比べられないですもんね。)しかし、どっちの悔いを選ぶかは常に自分次第ですもんね。何気なく送っている日々の生活を、改める良い機会なのかもしれません。

ps
下記は、私の好きなジョブズが生前に残した有名な言葉です。
When I was 17, I read a quote that went something like: "If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right." It made an impression on me, and since then, for the past 33 years, I have looked in the mirror every morninig and asked myself: "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" And whenever the answer has been "No" for too many days in a row, I know I need to change something.

(アバウトに訳すと、)
17歳のとき次のような一節を読みました。『毎日を人生最後の日であるかのように生きていれば、いつか必ずひとかどの人物になれる』この言葉に私は感銘を受け、それ以来33年間毎朝鏡を見て自問しているのです。『今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか』 そして「いいえ」が長く続くたびに、私は何かを変える必要があるなと、そう悟るわけです。

ジョブズは膵癌にかかるずっと前から、日々の生活の中で、朝一番に「鏡に問いかける」ことで自分を戒めるということを習慣づけていたわけです。彼は最後の日、何を思っていたのでしょうか。

2012年5月23日水曜日

蝶と蛾の違い

最近、テレビを見ていてはじめて「蝶」と「蛾」の見分け方を知りました。
見るポイントは、何かにとまって「休んでいるときの姿勢」だそうです。

」は羽を「開けて」休む。
」は羽を「閉じて」休む。

へーっと思って、見ていたのですが
調べてみるとこの方法も絶対的なものではないようです。

そもそも生物学的な分類ではどちらも「鱗翅目(りんしもく)」という種類になるそうで、正確には分けることは難しいようです。ちなみに、鱗翅目は日本だけでおよそ5000種類が知られています。その内、蝶は約250種類。残りはすべて蛾らしいです。

ps
本日、同期のH子さんの博士課程2報目の論文がアクセプトされました。おめでとうございます♪(個人的に、IF4.4は少しもったいない気もしますが。。)

そして、こないだ門前払いにあった私の原稿が、今度はなんとか査読に回った模様。まだまだお受験感の強いジャーナルなので、とりあえず、リバイスまでいくよう願っています。

今日行っていたO先生の追加実験は、購入した抗体に問題がある感じでした。私の残り時間の問題もあり、今後どこまで追いかけるかボスを含めて一度話し合う必要がありそうです。

2012年5月21日月曜日

金環日食2012 @ 鹿児島

本日、2012年5月21日は25年ぶりに日本で金環日食が見れる日でした。

起きて早速、外に出てみると昨夜からの風雨に火山灰がコラボレーションした模様。

結果、単車はこの↓有様です。


金環日食も、前日の予想通りブ厚い曇のため市内からは観察できず。


楽しみにしてたのに。。とほほ。。(T_T)

しかし、今回の降灰はヤフーでニュースになってたみたいです。→ 桜島で爆発的噴火相次ぐ
しかも明日からは当分晴れみたいです (= 地面に溜まった灰が、行き場を失い、風や車で巻き上げられヒトめがけて襲いかかってきます。)勘弁してほしいです。。。(T_T)

今回見られなかった日食ですが、日本各地で綺麗にみれていた見たいです。
ニコニコチャンネル:金環日食をみんなでみよう!
togetter:金環日食 日本各地から、そして宇宙から

もう終わったことは忘れて、次回、日本列島で見れる大型の天体ショーを調べてみました。

金環日食」が、2030年6月1日に北海道。
皆既日食」が、2035年9月2日に日本各地(長野、前橋、宇都宮、水戸など)。
                   ( 参考:地球上どこでも日食・月食・星食情報データベース

だいぶ先なのか、あっという間の話なのか。
順調にいけば、その頃私は50歳前後になっている予定です。想像もできません。楽しく充実した日々を過ごせていればいいのですが。

ps
来月、2012年6月6日には「金星日面経過」という金星版の金環日食とも言える珍しい現象がみられるらしいです。午前7時10分~午後1時50分頃に全国的に観察できるとのこと。見逃すと、次に見れるのは105年後だそうです。今回出番のなかった太陽グラスはそれまで大事にとっておこうと思います。

2012年5月20日日曜日

グローバル化

最近、以前バンクーバーで知り合った海外の友人からメールが届きました。
彼女は7月から米国の大学院に入学することになったとのこと。

同時期に、机を並べて英語を勉強した異国の仲間たちは、他にも様々な進路に進んでいます。母国で英語の先生になったり、ハーバードのビジネススクールに入ったり、異国で商社に就職したり。。本当に色々です。

しかし海外で出会った友人はみんな共通して、とても強い向上心を持っていました。少なからず私も彼らに影響を受け続けています。いい友達を持ちました。

ps
こうして海外の友人と連絡しあっていると、グローバル化を肌で感じます。メールはもちろん、FacebookやスカイプなどのSNSをはじめとする通信技術の発展で世界中の友達とリアルタイムに情報を共有しあうことが当たり前になっています。ここ十年のウェブ環境の進歩は凄まじいです。ハード、ソフト面共に、十年後の自分がどこまで対応できているか少し不安です。。( ̄_ ̄;)

本日は雨なので家でゴロゴロ。もう少しで、培地換えの時間。
来週でリバイス実験も、一段落の予定。結局、なんやかんやで60日間のリバイス期限ギリギリになりそうです。

明日の金環日食。残念ながら国内最早のココ鹿児島からは、天気の都合上、望み薄だそうです。残念です。USTREAMのライブ配信で見ることにします。

2012年5月18日金曜日

たまて箱温泉、再び。

本日、五月晴れ。

そして、偶数日。

ということで再び、

行ってきました →

やはり、最高でした(≧∇≦)♪

次は、夕暮れをココから見てみたくなります。次の機会を狙ってみます。梅雨明けかな。。



オーシャンビュー♪


ps
帰宅後、先輩のYokさんからお知らせメールが届いていました。JSTに申請していたPTC出願支援を受けられるようになったとのこと。ラボとしても重要な特許だったので、良かったです。あとは、とりあえず追加データで特許を補強していくことが肝要になります。

Yokさんは実験の方もいい感じで、あとは論文書きと並行して詰めの実験をするのみということです♪今年中に、もう一報?頼もしい限りです♪ 

私も、前倒し前倒しで頑張っていきたいと思います。

2012年5月16日水曜日

はやくも返り討ち。。

5日間でした。
先日投稿した論文原稿が、はやくも返り討ちにあいました。

しかし今回は、お決まりの断り文句の後に、EditorからConfidential to Authorsということで下記のコメントがありました。

The information is potentially quite interesting. However, without validation in vivo, it does not meet the bar for review in ●●●. The authors are encouraged to continue this work and come back with a new submission if they are able to validate this biology in vivo. (Confidential ということなので、Journal名は伏せておきます。)

重々承知しております。
たまにvivoのデータないのも見かけるので「ひょっとして?」 という淡い期待にかけただけです。

しかし、わざわざコメント有り難うございます。額面通り受け取ると、得られた知見自体は面白いとのことですので、捨てたもんじゃありませんね。

残り4ヶ月。

次が、最後のお受験かな。。

2012年5月14日月曜日

結果良好♪

リバイス実験の結果は良好でした。ひとまず安心です♪
あとは、続きの実験と並行して、再現性確認を進めていこうと思います。少しの間また、ハードなスケジュールになりそうです。

しかし、雨がしとしと降ってイヤになります。もう梅雨の時期かな?と思い、鹿児島の梅雨情報(1981年-2010年までの平均)を見てみると、

梅雨入り:5月31日
梅雨明け:7月14日
合計期間:45日

梅雨入りにはまだ早そうですが、ズレを考慮すると来週梅雨入りしてもおかしくありませんね。

明日は、また早朝4時実験開始。

しかも、雨。

p( `o´ )q がんばるぞー!

ps
ヤフーで「「平清盛」の視聴率、2カ月ぶり14%台回復」のニュースをみかけました。
平安時代末期。武士の世の幕開けを前に、いよいよ保元の乱に端を発する戦乱の時代がはじまります。面白くなりそうです。視聴率は正直ですね。楽しみです。

2012年5月13日日曜日

かのやバラ祭り2012

リバイス実験の都合上、本日は朝4時から実験を開始。ネムネムでしたが11時には終了。 結果は明日。うまくいってくれるといいんですが。楽しみです。

昼からは、隣町の鹿屋で行われているバラ祭りに2年ぶりに行ってきました。

垂水フェリーで約40分。


船上で、うどんをすすっていると。あっという間に到着しました。

バラ園に着くと、まだいくらか蕾がみられるもののほぼ満開の状態。

しかし、一言にバラといっても多種多様。様々な国で、品種改良が進められた結果らしいです。中間色もなかなかですが、個人的にはやはり原色ですね♪ 色。形。香。いろいろあって本当に奥が深いです。

ちなみに、左のバラは鹿屋でつくられたプリンセスかのや(たぶん)。綺麗です♪

しかしその後、園内を巡っているうちに、問題が発生。徐々にクシャミや鼻水が。

スギ花粉の季節は、もう終わっているのでは?風邪?と思っていると。さらに目が痒くなりはじめ、危険を感じたので、すぐに帰宅の途につくことにしました。

帰っている途中で、症状が収まってきたので良かったですが。家に帰りつき、念のため花粉症になる可能性のある植物をネットで調べてみると、いろいろ出てきました。

スギ ブタクサ カモガヤ ヨモギ イネ ヤシャブシ シラカバ イチゴ キク 除虫菊 クロマツ マキ アカマツ ケヤキ クルミ タンポポ モモ アブラナ セイタカアキノキリンソウ イチョウ バラ ナデシコ アカシア ヤナギ ウメ ヤマモモ リンゴ サクランボ ナシ コスモス ピーマン ブドウ クリ サクラ ツバキ ミカン オリーブ イチイ オオバコ

やはり、ありました。バラも花粉症の原因になる植物のようです。知りませんでした。2年前は大丈夫だったのに不思議なものです。ある種のバラにアレルギーを持っていた(もしくは、持ってしまった)ようです。猫アレルギーの次は、薔薇アレルギー。本当に困った体です。

しかし、上のリストをみてると普段馴染みのある食用や鑑賞用植物の花粉が花粉症の原因になり得ることが分かります。知りませんでした。今後、頭の片隅にいれておいたほうが良さそうです。

ps
遅くなりましたが、本日は母の日。いつも何かとありがとうございます。


(面と向かっていうのは照れくさいので、これで許して下さい。)

2012年5月11日金曜日

英文校正サービスの落し穴

昨日、学生生活最後の論文原稿を英文校正に出したのですが、はやくも今朝納品がありました。

昨日16:00に発注
 ↓
本日09:30に納品 
 ↓
早すぎでしょ。一晩って。(営業時間単位で考えたら、1.5時間って)

内容を確認すると、一見すると文レベルで多数修正されていたのでいい感じかな?と思いました。しかし、よく読んでみると私の見るかぎり日常的に読む論文では、あまり見かけない(科学論文的でない?)表現や、文としての体裁をとっていない修正(副詞節にいきなりピリオドが打たれて一文として修正されているとか)がいくつもありました。

結局ワード数にすると7−8割元に戻すハメになりました。
 
一応、冠詞やケアレスミスに関する修正はされていましたが(あっているのか不安ですけど)、あんまりな内容だったので校正方法を電話で問い合わせると、まずMDが校正して、そのあと社長がチェックしているとのことでした。一晩で?とても信じられません。

HPを見る限り良さそうだったんですけど。。もったいない4万円でした。(文句の一つでも言ってやりたいところですが、時間ももったいなかったので)結局、帰ってきた原稿を自分で校正しなおして、ボス確認後、投稿作業を進めました。

いい勉強になりました。今度からは、極端に早い納期を売りにするところは止めておくことにします。

投稿自体は比較的スムーズに進み、夕方には投稿を終える事ができました。初回投稿ということで少しお受験感のある雑誌への投稿なので、気楽に次のことを考えながら待ってることにします。

2012年5月10日木曜日

査読者選抜システムの謎

今日、なぜか国際誌から査読依頼のメールが私宛で届きました。(しかも総説。)

わりと見かける雑誌なので驚きました。

要旨を見る限り、私の専門からだいぶ離れていたので、畑違いという理由で断りましたが。査読者を選ぶシステムってどうなってるんでしょうか?先月学位審査が終わったばかりの学生に依頼を頼むって。(しかも畑違い。)

逆の立場だったらと想像するとゾッとします。

ps
投稿予定の原稿の英文校正依頼を終わらせたあと、時間が空いたので学校を抜け出し、久しぶりに市営プールでひと泳ぎしてきました。


やはり日中はお客さんは少なく、しかも50mプール仕様になっていたので、とても快適に泳ぐことができました。ヘトヘトになるまで泳いだ後、ジャグジーでストレッチをしていると、泳ぎ終えたおばちゃん三人組が入ってきました。

しばらくは、ワイワイ内輪の話で盛り上がってる感じだったのですが、
おばちゃんの一人が話しかけてきたのを皮切りに、30分オーバーの世間話に発展。

楽しかったですが、最後はもうヘロヘロでした。

これまでもそうでしたが、なぜかおばちゃん達にはすぐ話しかけられます。私自身、見た目からすると、しゃべりかけにくいオーラをだしている部類のハズなのに。不思議です。(大学入学時、周りは引く手アマタの中、一度もサークル勧誘の声をかけてもらえなかったというトラウマがあるくらいです。)

外へ出ると、立ちくらみしそうな陽気。
アスファルトには陽炎が。それは完全に夏の光景でした。

本日、鹿児島は30℃近くまで気温が上昇していたらしいです。

今日もよく眠れそうです。

2012年5月7日月曜日

桜島爆発500回突破。

本日、5月7日に桜島の噴火回数が500回に到達したそうです。史上最高爆発数996回を記録した昨年でさえ、500回に到達したのは8月1日だったそうです。
詳細はこちら → 桜島噴火回数 and ライブカメラ

このままのペースと仮定して、
2012年を単純計算すると。。 (365/127)x502=1442.75591回
理系っぽく図で表すとこんな感じになります。


完全に異常です。

地震。津波。豪雨。竜巻。落雷。火山。などなど。

最近、破壊的な自然災害がやたら頻発している気がします。
何かの前兆?などとつい考えてしまいます。

ps
連休明け初日。
今日は、待っていたかのように、一気にいろんな書類が手元に集まってきました。
起こした細胞さんはまだ連休気分が抜けていないようで、思ったように増えてくれません。なので安定するまで実験を少し延期せざるを得ず、幸か不幸か、書類に対応する時間は十分にありました。

でも、はやく安定してくれないと困るんだけどな。。( ̄^ ̄;)

2012年5月6日日曜日

科研費申請:不採択課題の通信簿

残念ながら昨年の科研費(挑戦的萌芽研究)は不採択だったわけですが。久しぶりにe-Radにアクセスすると、その結果の内訳が更新されていました。

総合判定は「A」。「採択されなかった研究課題全体の中で、上位20%に位置していた」そうです。あと少し(?)だったようですが、不採択では何の意味もありません。

次に、つなげるためにも何が駄目だったのかを確認してみると。

第1段審査の絶対評価では、全評価項目9つの中の下記の3項目に「*」が一つずつ付いていました。(「*」は要するに「不十分マーク」 。今回は4名の審査員がついたようなので,最悪の場合、4つの*マークがつくことになるはずです。)

▶【明確に斬新なアイディアやチャレンジ性を有する研究課題となっているか 】
→そもそもの所ですね。正直、自分でも少し「斬新さ」と「チャレンジ性」には不足を感じていました。イタイところです。

▶【当該分野もしくは関連分野の研究進展に対する大きな貢献、新しい学問分野の開拓等、学術的な波及効果が期待できるか 】
→もう少し期待される効果を、具体的に分かりやすく表現する必要があったように感じています。

▶【研究目的を達成するため、研究計画は十分に練られたものになっているか】
→今ならもう少し練られたものにすることはできそうです。

つまるところ「基礎的な研究立案能力」も「申請書作成上のテクニック」も、まだまだ不十分だと言われているってことだと思います。

第2段審査の相対評価では、「A」(「全体の上位25%以上に入っている」=採択課題レベル)をつけた審査員は1名しかいませんでした。キビシーですね。

評価項目が抽象的なので、具体的な対策が立てにくいですが、 今後は、日常的に論文を読む際にもっと意識して着眼点や方法論、論理展開方法を学ぶ必要があります。さらに知り合いの先生方の採択された申請書等をなんとか入手して研究し、申請書作成時の視点や技術についてもまだまだ向上させて、研究能力の全体的な底上げしていくしかないようです。

しかし一方で、この絶対と相対評価の2段階審査を行った結果の開示が、「予め用意された限られた抽象的な内容の審査項目」に4段階評価つけただけというアンケート形式のお手軽評価システムになっていることには不満があります。プラスアルファが必要だと思います。審査員の先生方が、わざわざ忙しい時間をぬって多くの申請書を審査してくださっているんですから、その時の評価を「コメント形式(一言二言でもいいので)」でもっと具体的に開示するくらいのことはすべきだと思います。

今回の場合だと、
「どこが斬新ではないのか?チャレンジ性がないと考える理由は?」
「大きな貢献度が得られないと判断した理由は?」
「研究計画のどこが曖昧だったのか?」

これらを聞く事は求めすぎなのでしょうか?

別に、不採択結果に難癖をつけているわけではありません。
単純に、科学研究の評価システムの質が向上すれば、自然と申請書および研究内容の質も底上げされると思うからです。もっと良い方法があればそれでもいいと思います。少なくとも今の形式的での不明瞭なお手軽システムが良いとはとても思えません。実際、海外のグラントはもっと詳細な不採択理由が提供されているというのをきいたことがあります。

最近、Natureなどで日本の科学研究力の低下(若手研究者の減少、日本の科学研究費は右肩上がりなのに研究成果はむしろ下がっている等)という話題が取り上げられているのをよく見かけます。原因はいろいろあるんだと思います。でも、こういった審査システムのあり方もその一因になってるような気がします。

企業と同じだと思います。評価システムがお手軽で安易な会社が、良い結果を出せる体質になっているわけありませんから。

(以上、GW遊び惚けた若手研究者(予定)が科研費について感じたことでした。)


ps, 今日は単車を30分くらい走らせ、錦江湾の沿岸にある生ガキ屋さんにランチを食べにいきました。てっきり鹿児島産だと思っていましたが、店員さんに聞くと広島から取り寄せているらしいです。

美味しかったです♪

やはり、海の幸はアミとスミで焼くというシンプルな食べ方が一番おいしく感じますね。

とうとう、学会出張から数えると約11日間という長いGWもようやく終わります。休養・栄養ともにバッチリ。明日からは全開バリバリで頑張りたいと思います。

同僚の皆さんに会うのも久しぶりです♪

2012年5月5日土曜日

たまて箱温泉

昨日、京都から帰ってきたら完全に春は終わっていました。

鹿児島は、本日も快晴。
早朝から昨日リバイス実験用に起こした細胞の様子を確認。その他、細々とした準備を終わらせました。あとは、GW明けに届く予定の試薬待つだけです。

あまり遊んでばかりでは、ダメなのは認識しつつも。
初夏の陽気には逆らえず、バイクにまたがり海沿いツーリングに出かけました。

途中、山川のヘルシーランドに立ち寄り、「口コミで選ぶ日本一の露天風呂」と言われるたまて箱温泉を体験しました。

ココ。オススメです☆

ここの露天は、和風と洋風の露天風呂があり日替わりで男性用と女性用が入れ替わるシステムになています。従業員さんに聞くと、奇数日は、女性が和風露天風呂。男性が洋風露天風呂だそうです。

今回は、奇数日だったので洋風露天風呂にはいりました。 目の前に広がる東シナ海(太平洋?)と山の名前はわかりませんが特徴のある険しい形をした山が一望できる開放感満点の絶景温泉でした♪

和風露天風呂は、薩摩富士とも称される開聞岳と見渡す限りの水平線を堪能できるそうで、洋風よりも人気あるみたいです。次は、偶数日ですね♪

その後、その開聞岳周辺の田園地帯をブラブラ。


風呂上がりに、風を切りながらこの景色。最高のひとときでした。

帰宅後2時間近く御昼寝してしまいました。
これはもう至福のひとときでした(≧∇≦)

そして現在17時過ぎ。ベッドの上でまったりとした時間にこの日記を更新していますが
振り返ってみると、ちょっと今回のGWは遊び過ぎている気がします。。

そろそろ態勢を立て直さなければいけません。

2012年5月3日木曜日

GW4日目 @ 京都

日本最古の祭りである葵祭(京都の三大祭りの一つとしても知られる祭り)の前儀として「流鏑馬神事」が行われることを知ったので、急遽、本日は大阪行きをやめて、下鴨神社に行くことにしました。

下鴨神社自体、世界文化遺産であるのに加えて、行われる流鏑馬神事が日本で唯一、武家ではなく「公家の流鏑馬」ということで大人気の祭事らしいです。

ということで、12時チケット販売開始だったので10時過ぎから並びました。
おかげで、 一の的少し後方の最前列というベストポジションに陣取ることができました。
だいぶ疲れましたが。 その甲斐は十二分にありました。

約500Mの馬場を射手と馬が一体となり、次々と的を射ながら駆け抜ける躍動感・迫力は凄いものがあり、さらに公家衣装ということもありその優雅な雰囲気は独特のものがありました。本当に感動しました(≧∇≦)

どこまで、伝わるか分かりませんが↓動画です。


ん。。いまいちですね。。
やはりライブでみないと、この迫力は伝わらないかと思います。
(次回の日程等の詳細が知りたい方は、こちら → 下鴨神社HP

途中、射手が落馬するというハプニングはありましたが
約2時間弱で一連の祭事は終わり、約2万人の観客は充実感一杯という感じで帰路についていました。

帰りは、出町柳から四条まで鴨川の河川敷をネグちゃんとブラブラ帰りました。

また機会があれば、参加したいものです。

(次回は、三の的周辺を狙ってみます。)

2012年5月2日水曜日

GW3日目 @ 京都

本日、京都は終日の雨でした。

なので、昼間に少し寺町近辺をブラブラ、ランチを食べて帰ってきました。
天候と平日だったのが影響しているのか思いのほか人が少なく、快適に散歩できました。
あとは、ネグちゃんと家でゴロゴロと過ごしていました。

とっても、幸せなヒトトキでした♪

そんなこんなしていると、大学の事務からメールが届きました。
本日の教授会で、こないだの学位審査が最終的に合格に値するとの判定が下されたっとのことでした。あとは在籍日数が満ちるのを待つだけです。

明日は、京都での最終日。
天気が許せば、すこし足をのばして久しぶりに大阪見物に行ってきます。

2012年5月1日火曜日

GW2日目 @ 京都

本日は、朝一番で近所の平等院鳳凰堂に散策に行ってきました。










本来なら藤棚がとても綺麗な時期のハズなのですが。
今年は春先の天候不順がひびき、開花不良ということらしいです。

次回に期待です。

鳳凰堂は、藤原道長の別荘を子供の頼通が仏寺に改修したものということですが、
約1000年前に、これほどの建物や仏像を建てるというのは、やはりその権力は圧倒的だったんだろうなと思わされます。

現在大河ドラマで平清盛を見ている関係上、すこし興味のある時代なのですが、公家の時代というのは、なんだか人間関係が複雑でよく分からないところが多々あります。ぼちぼち勉強していきたいと思います。

ps
今夜、父親の還暦をお祝いしに近所の料理屋さんにいきました。
サプライズでプレゼントを渡す予定だったのですが、段取り不足で、料亭の従業員の方が一番最初の挨拶でポロッと暴露。ハプニングでした(≧∇≦)。

しかし、喜んでくれていたみたいなので結果オーライです。

明日は、雨。。
どうしようか迷い中です。