2012年6月30日土曜日

新燃岳。ついに登山解禁へ?

2年前、友人のHam氏らと霧島縦走を韓国岳から試みたことがあります。その時、霧島連山のほぼ中央に位置する新燃岳から噴煙があがっており、縦走を断念せざるをえなかった経験があります(右写真)。

そして、昨年2011年の正月明け。その新燃岳が52年ぶりに爆発的噴火。その影響で現在も入山規制がひかれ自由に霧島を縦走することがきなくなっています。

その後、東日本大震災がありニュースとしてはあまり耳にしなくなりましたが、ずっと霧島連山を縦走したいと思って登山解禁の日を待っていました。

そして先週。ついに「霧島登山禁止解除へ」というニュースが届きました♪いつになるかわかりませんが、はやく縦走できる日がくることを願います。

2012年6月27日水曜日

液晶ディスプレイに「もや」

昨日、PCで書類作業をしていました。
すると突然、液晶ディスプレイの画面に白い「もや」が出現!!!

 
拭いても全然消えないので、
液晶焼け?修理か!?保証期間。。もう一年経ってる!。。。_| ̄|○ボーン
などとアレコレ考えているうちに。。。。ふと画面をみると


何事もなかったかのように、「もや」は消えてしまいました。
しかし心配だったので、Macの専門店に一応連絡。

先程、下記の返答が帰ってきました。
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写真にて拝見させて頂きました白いもやですが、ディスプレイ内部の結露の可能性が高いと思われます。

iMacやLED Displayは液晶とガラスパネルを磁石で繋ぎ合わせております。その為、この間に若干ではありますが隙間があり、ここ数日のような高い湿度、空調等での温度差が発生すると、写真のような白いもやがかった結露が発生する場合がございます。

iMacやLEDDisplayの仕様上やむおえず発生する症状だとApple社にても認識しているようですので、『修理』や『交換』ではなく、ご来店頂き、お預かり後クリーニングを行うと言う対応になります。

その為、同症状の再発を防ぐと言うのは難しいこと悪しからずご了承下さい。
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知りませんでした。納得です。
しかし、焦りました ( ̄- ̄;)

ps
明日は、久しぶりに雨から解放されそうです♪
久しぶりに前の研究室で一緒だった後輩のASA君を誘ってランチにでもいこうかなと考えています。

2012年6月26日火曜日

燃えるゴミの日、燃えないゴミの日、火山灰の日。

鹿児島の天気予報には、「桜島上空の風向き」というコーナーがあります。この「風向きと噴火の規模」次第で桜島から大量の灰が町に降り注ぐことになります。

降り積もった火山灰は「克灰袋」というビニール袋で定期的に決まったゴミ捨て場で回収されます。(こんな感じ→)

回収された火山灰は、基本的には処分場に集められて捨て土として処理されているそうです。袋も生分解性のものらしいので、やがてはシラス大地の一部になるようです。

10年以上住んでいると見慣れた光景になってしまいましたが、いざ離れる時期が近づくと、やたらと鹿児島の独特な風習風土や歴史が目につくようになりました。

ps
昨日、博士最後の論文原稿を投稿して1ヶ月経ちました。しかしステータスがまだ"Waiting for Potential Reviewer Assignment"のままだったので、Editorial Officeにどうなってるのか問い合わせてみました。すると先程、下記のような返信がありました。

In response to your inquiry about your manuscript's status as of today your paper is under review, with 1 reviewer assigned; unfortunately there are problems finding a second reviewer for your manuscript.  Once the review is received, you will be notified by the Editor of the journal once a decision has been made concerning your manuscript.

知りませんでした。場合によっては、たった一人の研究者の意見で大方の結果が決まるんですね。恐ろしいことです。でも、なぜ他に査読者が決まらなかったのか。。。内容的に微妙ってことなのでしょうか。そろそろ次の投稿先の投稿規定を読んでおいたほうが良さそうですね。

2012年6月23日土曜日

奨学金免除を通して思ったこと

日本学生支援機構の奨学金には、大学院において第一種(無利子)採用の場合に限り、半額または全額その「返済が免除」となる制度があります。

実際には各大学に割り当てられた一定の枠に対して、各大学が学内で応募者を集め、書類選抜で応募者に相対的な順位をつけて免除されるべき該当者を決定しているようです。

私は昨年度からの学振特別員採用を機に、この制度を利用して大学院で借りた18ヶ月分の奨学金約200万円を「全額免除」してもらうことができました。そして先日は、今年度の学振採用を機に免除申請を行っていた同期のH子さんにも「全額免除」という知らせが届きました。


上記は、私が当時応募した申請書の評価項目になります。 申請結果としては結果オーライだったのですが、改めて調べてみるとウェブ上に奨学金免除のノウハウを紹介しているサイトがいくつも存在しており、その内容と自分の免除申請書類を照らし合わせてみると、この内容でよく通ったもんだと今更ながら恐ろしくなりました。しかし一方で、これら免除申請の結果に関して、内容以外にも運が良かったのかもしれないと思うことがあります。

ここ最近時期柄、他の大学のHPを見る機会や事務方と接する機会が昨年から次第に多くなってみて、現在所属するK大学は、奨学金免除申請に限らず学生や若手研究者に対しての「情報の周知/開示の不備不足」や「事務方の仕事に対する意識の低さ」など様々な点において問題がある施設であることを知りました。

実際、昨年私が事務方に対して他大学での例をもって免除審査基準の開示を要求したときは、その開示された基準の曖昧さ審査書類作成過程での事務方のミスの多さなど信じられない現状を目の当たりにしました。しかも、ミスした当人は謝罪などする気はないようで平然としていました。そのミスが一人の学生にどれだけ負担をかける結果になるのか考えたりしないのでしょうか。私が念のため事務方の作成した最終書類を(わざわざ無理を言って)チェックしたから発覚しましたが。「もし。。」と考えるとゾッとします。

最近では私以外にも、普段は温厚な私のボスが、事務方に提出する各種書類の煩雑さが年々増してきていることが、業務の遂行に支障をきたしているといって事務方とやりとりしている時に、向こうの無責任な対応や堂々とした責任逃れ発言に憤慨していました。

色々事務には不満不信がありますが、別に事務方だけがダメだと言いたい訳ではありません。学内での各研究者の連携や協力関係というところも疑問や問題に思う所は多々あります。しかしいづれにせよ、大きな(とくに公的側面が強い)組織はどこも同じなのかもしれませんが、大小さまざまな利権を抱えることで組織は自浄作用を失い腐っていくんだなと感じました。難しい問題です。システム上の不備です。人事評価方法などを含め全体的な改革をするしか解決の方法はなさそうです。そういう意味では、ナニワのH市長の公務員人事に対する考え方はもっともで、頑張って大きな波をつくって欲しいという気持ちになります。

Yam氏が「石橋を叩き割ってから渡る」と形容していた現在のボスの慎重さは、最初はだいぶ抵抗がありましたが、この3年を通して実はすごく重要な意味をもっているということに気付きました。運が良かったです。実際、ごく最近ラボのTさんに事務書類作成に際し「教授にそっくり」といわれてしまいました( ̄_ ̄;)>光栄なことです。少なくとも、今回の一連の奨学金免除に関しては、そのボス直伝の慎重さがもたらした結果ともいえるわけですから。

もちろん情報収集などについては本人に第一責任があるのは当然ですが、私自身、今後は様々な場面で組織の一員として活動する上で、組織というのは杜撰で信用できないものであるということを前提に諸事対応していかなければならないなと強く感じます。こないだ書いたYamちゃんのPubmed掲載に関しても、ジャーナル組織に対して黙っていたら恐らく状況は何も変化しなかったわけで。そんなことを考えていると、今後は、とりあえず何事に対しても「疑ってみることそして、受け身にならず納得できなかったら食い下がってみること」を念頭に行動していきたいと思います。