2012年6月13日水曜日

ラボ訪問から一夜明けて... part 2

昨日のラボ訪問から一夜明け、現在朝6時過ぎ。忘れないうちに書き留めておきたいと思います。

昨日は朝6時に鹿児島の家を出て、14時過ぎに現地到着。到着早々、私の博士課程での研究内容を約1時間紹介。マニアックな研究内容にも関わらず質問がたくさん来たのでびっくり。その後、 助教から修士課程の学生さんまで、各々の研究内容や自己紹介等の説明を個別に10分くらいずつ受けました。
 
一通り説明を頂いた後、毎週他のラボと持ち回りで開催しているという合同ジャーナルクラブにも参加。学生教官問わず、皆さん活発で、ここでも質問質問質問。私も雰囲気に、のっけられて質問しちゃいました。途中でJCは抜け出し、F教授と助教のKJさんKTさんにお寿司屋さんに連れていってもらいました。やはり、北海道の海鮮ものは最高でした♪

助教のKJさんは軽快な関西弁トークが印象的な元気で面白い女性で、一方のKTさんは飄々とした熊さんみたいな不思議な癒しの雰囲気をもつ先生でした。終止、KJさんの軽快なトークとフリに、タジタジながらも応戦するF先生。それを静かにムシャムシャ食事をしながら見ているKT先生。ラボの雰囲気の良さが表れているように思いました。

終わってみるとホテルに着いたのが22時過ぎ。約7時間のラボ訪問。クタクタでした。スケジュールの関係上、実験設備をみて回ることはできなかったのが残念でしたが、研究内容や環境、ラボの経済的な実情、ラボ間での交流、イベントごとなどなど聞きたいことに関しては、F教授を含め一連の話し合いのなかで大体把握することができました。

F先生の初対面の印象は、一言で表すと超気さくに厳しそうな先生でした。考え方の根底には「(皆で)研究を楽しむ」という気持ちがあるように感じました。私の解釈も含めて端的にまとめると。

研究姿勢に関して
楽しもうぜ!
「皆で、面白いことに挑戦しよう」
「銅鉄は愚。」
「将来的には必ず臨床応用したる。」
「フラットな人間関係でお互い遠慮なくぶつかりあっていこーぜ!」

メンバーに対して
結局、自分次第どんどん切り拓いて下さい。」
「私は頑張るヤツ苦しんでいるヤツをサポートするだけ。」
「ここを踏み台にして、飛躍してほしい。」
「海外留学は3年はすべき。世界観が広がる。協力は惜しまない。」
「将来PIになって活躍してほしい(だから、そういう風に接するよ)」

前回ラボ訪問したK大のS先生は、結構ドライな感じの印象でしたが、今回のH大のF先生は「人間臭い熱い漢」って感じの先生でした。対照的なお二人でしたが、こうして書き出してみると、おっしゃる事はかなり似ています。

今後の判断に関しては、もう少しだけ冷静に考える時間をいただき決めさせてもらいたいと思います。しかし、手厚くおもてなしいただいたF先生をはじめとするラボの皆様には感謝です♪

ps
しかし、ここ北海道はカラッと晴れきった空。まだ肌寒いくらいの澄んだ空気。しかも、Suica対応。

実に、気持ちがいい。住みやすそうです。

驚いたことに、朝4時前に起きたとき、外が既に明るいことを発見(右写真参照)。同じ日本にいながらこの違い。緯度経度の違いを実感します。

今日は昼12時から約7時間かけて住み慣れた亜熱帯の鹿児島まで帰る事になります。

鹿児島は現在、梅雨とドカ灰の最中。少し、気が滅入りますが、残り僅かの鹿児島ライフ。エンジョイしたいと思います。

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